松田聖子 アルバム一言レビュー 2000年代
※収録楽曲のデータベース的な記載はしておりません
☆ 20th Party 2000.6.28発売
ジャケット表・裏
真っ赤な色合いが記念盤に合います。
デビュー20周年記念アルバム。作曲は小倉良と原田真二が５曲ずつ。
意外にも松田聖子作詩は1,2曲目のみ。たった２曲だけですがどちらもがこのアルバムの要です。
１曲目がタイトル曲で先行第１弾シングルでもある『20th Party』は企画色が強く、正にパーティーソング。
そして、何と言っても２.『感謝してるヨ！』が一等お気に入りです。
松田聖子本人によりファンに向けて作られた感涙ものの曲です。
20年間ずっと好きでいてくれた、バッシング吹き荒れた90年代も変わらず応援してくれたファンに感謝しての曲。
この曲を送られた当時のファンは誇っていいと思います。
私みたいなたわいないファンでも嬉しかったですよ。
この曲ばかりは当時離れていた出戻りファンや新規ファンには立ち入れない聖域かな。なんてな事はないです。
明るくカラっとしていて、それでいてちょっぴり切なくていい曲ですよ！
楽曲としては、5.『RAIN』が１番好きです。聖子雨ソングとして最上位に好きです。
ただ、『Gone with
the Rain』と被ってしまってどっちがどっちだっけになっちゃうんです。
7.『Pretty Baby』も好きです。聖子ベイビーソング（！？）としてもかなり好きです。
知らなければ聖子さん自身によるものと疑いませんくらいの原田さんの作詩ですね。
あこがれの人と共演出来て１つの夢が叶ってよかったねですが、最後が原田さんとのデュエット曲というのはなぁ。
ブックレットの写真ページ
ジャケット裏↑
ブックレット裏表紙、CD
2015.7.23 up
☆ LOVE & EMOTION VOL.1 2001.6.19発売
ジャケット表・裏
オリジナルアルバム＆シングルで顔写真が無い表ジャケットはこれのみ
ここから３作連続（国内作品）原田真二とのコラボ作になります。
いきなりのタイトルで続編の予告がなされてます。
２枚に分けて発表されるためか、８曲入りのミニアルバム。
作詞：1. Shinji
Harada 2. 3. 4. 7. Seiko
Matsuda 5. 8. Seiko Matsuda &
Shinji Harada
全作曲・編曲：Shinji Harada
ひとくせふたくせある佳曲揃い。
1.『The Sound of Fire 2001』は、前年発売シングルのアルバムスタート用で意味あるバージョンです。
アルバムテーマである 2.『Love &
Emotion』はパンツスーツルックでのライヴパフォーマンスがキレキレ！
3.『How To Take A Chance ～恋のかけひき～』は曲後半の英語による声色融合に思わず聴き耳。
キャリアウーマン視点の 4.『Woman』は松田聖子らしい前向き歌詞がぴたりとはまりカッコイイ！
6曲目は７曲目へのカウンティングだけ、8.『I Miss
You ～Prelude～』はVOL.2に完全編が入ってるので実質６曲収録。
ブックレットの写真ページ
ジャケット裏↑
ブックレット裏表紙、CDトレー部写真、CD
2016.3.5 up
☆ LOVE & EMOTION VOL.2 2001.11.28発売
ジャケット表・裏 VOL.2表ジャケットは好きですね。
『1992 Nouvelle Vague』の別カット写真と言っても違和感なし。 10年あまりの時を経てのコラボのよう。
作詩：Seiko Matsuda (1. 3.)
Shinji Harada (4. 6.) Alice (5.) Seiko Matsuda & Shinji Harada (2. 7.)
全作曲・編曲：Shinji Harada
連作ですから当然、原田真二プロデュース作品。
VOL.2は７曲入り。１曲目はVOL.1掲載曲『LOVE
& EMOTION』の導入バージョンなので実質６曲。
2.『愛♡愛～100%♥Pure Love～』は本アルバムに最適なロックシングル。
3.『Kiss me baby』の妖しさ、6.『Party time, Happy time』の開放感がお気に入りです。
面白い試みでしたが、VOL.1,2をトータルしても12曲。
合体させれば強力アルバムになり１枚の方がよかったのではと思います。
ブックレットの写真ページ
ジャケット裏↑
ブックレット裏表紙、CDトレー部裏写真、CD
『LOVE & EMOTION』【VOL.1
& VOL.2】はエロティックな写真満載です。
2016.3.5 up
☆ area 62 2002.6.11発売 （SEIKO 名義）
ジャケット表・裏 松田聖子らしからぬ異色な表ジャケット
同時期に発売された宇多田ヒカルの3rdアルバム『DEEP
RIVER』のジャケット構図がとても似ていてびっくりした記憶があります。
日本の音楽史を飾る二人の女性歌手（歌姫という言葉は好きじゃないです）の接点を見出したりなんかして。
タイトルは本人の発案でしょうか？さしずめ私なら【area63】です。
聖子さんは生まれた年にこだわりがある気がします。寅年とかね。
４枚目の【SEIKO】名義作品は、なんとインディーズからのリリース。そんな発売過程もあってか多少ぶっとんでる印象があります。
本作はクラブミュージック的な色合いで【松田聖子】しか知らない方が聞いたら驚くというか違和感持つでしょうね。
いきなり日本語の語りから始まる1.『all to you』や2.『just
for tonight』は、本作内代表曲で自分も好きです。
上記曲はダンスチャートにランクインした事から、結果的にアメリカで１番受けが良かったアルバムなのでしょうか？
キャッチーさはやや浅めながらも３～6曲目もポップで流れるような前半戦。
7～９曲目は変幻自在な多面性が聴ける変化球曲で混沌としてきます。
7.『chameleon』はPLの『カメレオン・アーミー』と甲乙付け難い！？ PVはコスプレイヤーSEIKOが楽しめます。
8.『downtown tokyo』こういう曲が入るのはさもありなんです。9.『ave maria』はラップが横槍過剰。
Seikoの歌声がより聴ける最終ボーナストラック 13.『ave
maria (wave mix)』の方を聴いてます。
ブックレットの写真ページ
ジャケット裏↑
ブックレット裏表紙、CDトレー部写真、CD
封入トレーディングカード
４枚のSEIKOアルバムはそれぞれの味があってどれもいい。SEIKO作品は松田聖子の音楽振り幅の広さを端的に表してると思います。
・・・これが最後のSEIKO名義でのアルバムになったのかなと漠然と捉えていた中、2017年に忽然と『SEIKO JAZZ』（Seiko
Matsuda名義）リリース。
まだまだSEIKO活動は継続されていて素直に嬉しいです。
2017.6.3 up
☆ Sunshine 2004.6.9発売
初回限定盤ジャケット表・裏
通常盤ジャケット表・裏 表ジャケットはインパクト大！
2000年代前半における原田真二とのコラボ最終作。（シングル『Smile on me』が本作の後に発売されてます）
最終作に相応しく密の濃い作品だと思います。
日本語盤としては３年ぶりのオリジナルアルバム。
ここまで間隔が開いたのは、（この時点で）20年以上のキャリアで初めての事で
本作の発売はサンシャインの如くきらめきを感じました。
01. 02. 03. 05. 06. 作詞：Seiko Matsuda 作曲・編曲：Shinji Harada
04. 08. 作詞・作曲：Shinji Harada 編曲：Taigo・Naoki-T・Shinji
Harada
07. 09. 11. 作詞・作曲・編曲：Shinji Harada
10. 作詞・作曲：Seiko Matsuda 編曲：Shinji
Harada
1.『You are the sunshine』では意外にも緩やかにスローな入り。
続く、2.『It's my new day』が跳ねた曲で、こちらが【サンシャインっぽい】と感じます。
この展開は、矢沢永吉の名盤『ゴールドラッシュ』におけるタイトル曲がスローで、
『鎖を引きちぎれ』こそ【ゴールドラッシュっぽい】。個人的に似たような感覚があります。
10.『Prince Charming』のみ、作詩・作曲：松田聖子です。
作曲はただ１曲だけですが、原田さんの曲に全然引けを取りません。
松田聖子のアルバムは10曲収録がほとんど。本作は珍しく11曲収録されてます。
11.『Call me』は前年発表のシングルなのでボーナストラックな趣き。
実質、『プリンス・チャーミング』がラストでしょう。それだけにセルフの代表作としても過言ではない素晴らしい曲です。
聖子ちゃん、ディズニー絡みになると特にいい曲書きますね～。
ブックレットの写真ページ
初回限定盤（上）、通常盤（下）の２枚目写真（ジャケット裏）
３枚目～７枚目写真は初回限定盤・通常盤共に同じです
初回限定盤ブックレット裏表紙、CD、DVD
通常盤ブックレット裏表紙、CD
このアルバムの欠点は、オリジナルは悪しきレーベルゲートCD（CCCD）で発売されてる事。オリジナルアルバムでは本作のみ。
レーベルゲートCDは、CDという名であってCDではないので再生したくないですよ。
2016.1.9 up
全作詞（05除く）：Seiko Matsuda
作曲：Yuji Toriyama（03. 08. 09 以外）
03. Koji Hayashi & Yuji Toriyama
08.
Hiroko Shigezumi
09. Philippe Saisse
編曲：Yuji Toriyama
1990年代以降の松田聖子作品の編曲者として支えてきた鳥山雄司が作曲（９曲）も担当（編曲は全曲）。
私的に2000年代随一の名盤。
壮厳な趣きが包み込むサウンドは重心が低く安定感があり何度聴いても飽きないです。
1.『Giselle』は、ラストに持ってきても合うんではないでしょうか。
続く、シングル 2.『永遠さえ感じた夜』は鳥肌もの流れです。
インタールード の5.『Fairytale』。松田聖子のアルバムにインストゥルメンタル曲が挿入されるのは珍しい。
これが効果的でプロデュサー鳥山雄司さんの手腕ですね。
8.『ウェディングロード』は、何曲かある聖子ウェデイングソングの中で１番好きです。
3.『花びら』 9.『just for tonight』と過去に既発売されてる同名異曲が２曲もあり、
全曲作詩した聖子さんはこだわらない方だなあと思いましたが、既発売も本作収録曲どちらも良いのがまたまた。
アルバム『Windy
Shadow』のラスト曲『Star』に負けず劣らず、11.『Stars』も印象に残る。
名曲揃いの本作のラストを飾るにふさわしい曲です。
ブックレット
↑ジャケット裏
全見開きページの片面に写真があります
ブックレット裏表紙、CD
ロゴ入りクリアプラケース付きです
プラケース内に４枚組カレンダーが封入されてます
2015.7.31 up
☆ Under the beautiful stars 2005.12.7発売
初回限定盤・通常盤ジャケット
初回限定盤はクリアプラケース付・クリスマスカード入り ： 裏ジャケット
全曲 ／ 作詞：Seiko Matsuda 作編曲：Ryo
Ogura
ストリングス編曲 (1 , 7)：Sachiko Miyano
2000年以来に小倉良との共同作業が復活してのクリスマス企画８曲収録アルバム。
1.『クリスマスの願い』は自身のクリスマスソングの傑作。
1989年発表の『Precious
Moment』収録の『二人だけのChristmas』と共に好きなオリジナルクリスマスソングです。
一見クリスマスアルバムのようですが、実質クリスマスソングはこの曲のみ。
2005年にはアルバム『fairy』発表後に２枚のシングル『I’ll
fall in love』、『しあわせな気持ち』を発売してますが、
このアルバムにはそれぞれのカップリング曲である 6.『思い出にできなくて』（Album Version）、3.『The
time went by』が収録されてます。
この選択が正解でこのアルバムの為に用意したかの曲のようにはまってます。また、あらためて両曲ともＡ面レベルとわかります。
【The time went by】が本テーマの如きに過ぎ去る時を意識した曲が多く、5.『あなたの翼』～ラストへの後半の流れがお気に入り。
7.『戻れないあの日』の歌詞「雪になるね」はホント、雪が見えますよ。
タイトル曲8.『Under the beautiful
stars 』前向きな終わりの余韻がよろしいです。本曲、全編英語歌詞でもよかったのではないかと思います。
また、この曲から派生した曲が『星空の下の君へ』（2008年発表アルバム『My pure melody』のラスト収録）や『Shining Star』かも？なんて思いを巡らすことも。
全曲、作詞は本人、作編曲は小倉良。90年代から小倉さんが音楽パートナーになってから、作曲はほとんど共同名義で小倉良【単独】名義は意外とない。
本アルバムは小倉さんの良メロディが凝縮されてます。同年４月にフルアルバム『fairy』をリリースしてるだけに企画物的な扱いをされて損をしてると思います。
８曲だけで全曲バラードでと、記憶から抜け落ちそうなぐらい地味な位置のアルバムですが、トーンが統一されていて聴けば聴くほどに味わい深い好アルバムです。
最大級誉め言葉として、2017年発表の『SEIKO JAZZ』にも通じる心地良さがあります。思えば、ジャケットの割り方も通常盤に似てますよ。
初回限定盤ブックレット
ジャケット裏
全見開きページの片側に写真があります
ブックレット裏表紙、CD
封入クリスマスカード
尚、翌年2006年発売のLPジャケットサイズで復刻した74枚組の超ボリューム・リマスターCD-BOXセットである、
その名も【SEIKO MATSUDA】の特典ミニアルバム＆写真集として【The time
went by】があります。
2017.9.17 up
☆ bless you 2006.5.31発売
ジャケット表・裏
色調が好きじゃないです。 シノヤマ撮影なのに（だからか）。メイクもお疲れ気味に見える。
こちらは同年７月に発売された74枚組CD-BOXのジャケット表・裏。
LPレコードサイズのジャケ違いなのでこちらも揃えました。
前作に続き、作詩：松田聖子 作曲・編曲：小倉良作品（9. 12.除く）
だが、ジャケットの色合い同様に曲にも違和感が。
1.『Baby love』、2.『挑戦して行こう！』はアップテンポな曲なのにボーカルが跳ねていないと感じた。
あれ？聖子ちゃん、レコーディング時には不調だったのかと思ってしまいました。
故にタイトル曲且つ先行シングルである 9.『bless you』の良さが際立つ結果に。
やっぱり、神田沙也加提供曲だから気合いの入り方が違ったのでしょうか。
唯一、10.『Tears』がbless youと同等レベルで良いアルバムラストです。
この事から松田聖子の歌い方がよりバラード向きに変化してきた表れなのかなと。
両曲以外では、3.『神様からのプレゼント』が好きです。
ボーナストラックとして、前年アルバム発売以降に発表された前年シングル２曲、
11.『I'll
fall in love』、12.『しあわせな気持ち』が収録されてます。
松田聖子のオリジナルアルバムで12曲入りは大盤振る舞いだね。
思えば、歌声に初めて年齢による衰え(劣化ではなく）を感じたのがこのアルバムでした。
歌手・松田聖子の翳りを知り、「いつコンサート活動を止めてもおかしくない」と考えるようになり、
今まで行ってなかったコンサートを観覧したいという思いが強くなってきました。
このアルバム発売後の10年後（2016年）もライヴ活動をしてくれる彼女にbless you。
ブックレット
ジャケット裏
（1,2,3,4曲目ページは写真無し）
ブックレット裏表紙、CD
ブックレット内封入シール
2016.7.8 up
☆ Eternal Ⅱ 2006.12.6発売
ジャケット表・裏
実に15年ぶり！の続編となる７曲収録洋楽バラードカバー集。
2010年に発売されたＢ面集『Touch
Me, Seiko Ⅱ』（こちらは26年ぶり！）といい、
10年以上のスパンを置いて続編作品が作れるなんて松田聖子ならではです。
【前作I】がアメリカ滞在当時の1990年近辺の曲でほとんど占められていたので、
今作Ⅱもならって2000年代近辺の曲を選択したのだろうと思ったら、1970～1990年代までの曲でした。
Ⅰは２曲のみ英語で他は日本語詞だったのに対し、Ⅱは全曲英語です。
編曲：小倉良＆野崎洋一（1. 2.） 小倉良（3.～7.）
3.『How deeps is your love』（愛はきらめきの中に）と4.『Time after time』は、私も好きな曲なので嬉しい選曲です。
1.『Somewhere out there』ディズニー好きの聖子ちゃんらしい選曲で自作曲にも通じます。が、『アメリカ物語』ってディズニーじゃないのね。
2.『The most beautiful girl in the world』曲名からしていかにも松田聖子に合います。
来日公演でステージ下に降りて最前列客とハイタッチしていたプリンスが、観客としてその場にいた聖子さんとは握手になったは好きなエピソードです。
単にプリンスがシンガーSEIKOを認識していたからだと思われますが。
洋楽カバー集なら真っ先にしそうなマイケル・ジャクソンはあえてしないのでしょうか？
ブックレット
ジャケット裏
（２曲目は松田聖子写真掲載無し）
ブックレット裏表紙、CD
ⅠとⅡの間やⅡ以降もちょこちょこと何曲か洋楽カバー曲は発売していたのでⅢもあるかもしれません。
いや、本作から11年後の2017年、『SEIKO JAZZ』を発表し、ジャズ活動を開始した事から、Eternalシリーズは終了かもしれません。
2017.9.20 up
☆ Baby's breath 2007.6.6発売
ジャケット表・裏
作詞、作曲、プロデュースまでを自らこなした初アルバム
全曲の作詩・作曲 Seiko Matsuda 単独名義は初
1.『春・夏・秋・冬』 このアルバムの始まりにふさわしい。
2.『僕がそばにいるから』男性目線の僕歌詞が新鮮です。
先行シングルの 3.『涙がただこぼれるだけ』は一般的にも代表曲となるべき価値があります。
続く、4.『あなたのいない日々』こちらも聖子バラードらしい１曲。
アルバムを通してご自身のツボを押さえた曲作りに余裕さえ感じられ聴きやすいです。
後半はどこか昭和歌謡テイストな香りも感じられます。
６人のアレンジャーを起用してるのが成功してます。
何といっても１番のお気に入りは 9.『瞳とじて』です。幻の名曲『WITH YOU』に似てるのです。
歌詞もメロディーも、どう考えても WITH YOU が念頭にあったとしか思えない。
てっきり聖子ちゃんは忘れてるだろうと思ってましたが、潜在的な意識の中に潜んでたのでしょうか。
尚、1994年のアルバム『Glorious
Revolution』には『Babies breath』という曲が収録されてます。
聖子ちゃんはかすみ草好きなんですね。それとも、単にベイビー好きなのかな？
ブックレット
ジャケット裏
ブックレット裏表紙、CD
ブックレット内封入シール
2015.7.28 up
☆ My pure melody 2008.5.21発売
初回限定盤・通常盤ジャケット
帯付き初回限定盤（DVD、フォトブック付）、初回限定盤裏ジャケット
前作に引き続き、全曲本人による作詞作曲プロデュース作品。
本作では７名ものアレンジャーを起用してます。
前作からですが、それまで松田聖子と接点があるとも思えずどういう依頼経路なんだろ。
1.『春色の恋』セルフ作で春の曲が多いイメージがあるのはこの曲が起因してるのか。
３月生まれだから春が好きと聖子さんがおっしゃってますね。
2.『「私の恋の物語」』アレンジ的にちょっと『未来の花嫁』を思い起こしちゃうんです。
3.『花びら舞う季節に』はとても好きなシングルで初回盤にはMVのDVD付きです。
5.『Soul』、6.『Don’t wanna lose you』はスパニッシュ歌謡曲のようで唐突感があります。
本作の肝とも言える両曲が中盤に存在し前作よりさらに昭和歌謡の香りがするアルバムになってます。
10.『星空の下の君へ』は映画のイメージソング（主題歌にあらず、、、）になるだけに、シングル曲並に出色の出来ばえです。
元々、歌謡曲好きでもある聖子ちゃん、思い切り歌謡曲・演歌チックなアルバムを作るのも面白いと思います。
それこそファンにも世間的にも大不評な溜めたねっとり歌唱でもお願いしたい。ニーズは極めて低いでしょうが私は支持します。
・・・俺がしたって仕方がない。
ブックレット
ブックレット裏
ブックレット裏表紙
CD（ピクチャーレーベル）、ブックレット（表紙）
フォトブック（表紙）、DVD（ピクチャーレーベル）
全20ページフォトブックの聖子さん写真は16ページ（15カット）。
ブックレットのスタジオ写真とは打って変わってハワイでの野外写真です。
フォトブック裏表紙
2017.9.19 up
