ふと気が抜けたわけでもあるまいが。 妹が入籍し、お互いの家族の初顔合わせ食事会に一同出席しました。 それが大会前日の17日でした。 食事会が終わり、買い物して帰るとなんか調子悪い。 グズグズきてるよ。鼻がとまらないよ。 どうやら風邪をひいてしまいました。 主役でもないのになあ。 緊張しいだから。。。 半ばあきらめて、ふて寝気味です。 たぶん無理だろうけど、朝、起きたら決めましょう。 ４時予定が５時起床。 うん、まだ残像が明らかにありだが、天気がよさそうだし、やろうかな。 とりあえず会場まで行こう。 と、うどん食って、昨夜に引き続き２度目のドーピング（風邪薬）して電車乗ります。 6:48 磯原発の特急に乗って、車内でおにぎりやバナナの朝食。 水戸駅で前の６号車自由席に「ＭＥＧさんらしき人が乗ってきたよ」と相方のwave♪が言うけど、 喫煙席に２人（with かとうさん）が乗るわけないだろし、「見間違いだよ」と私。 同時期に携帯メールもらったから、wave♪がそう思い込むのも仕方ないか。 やはり違ってました。普通電車に乗って、うちらにメールしたそうです。 土浦駅に着き、緑の窓口で帰りの電車時刻調べていると、かとうさん＆ＭＥＧさんが追いつきました。 この時点では「走ろう」と気持ちは決まっていましたが、 「走りません」とウソを言う。いや、ほんとなんとなくなんです。そう返したかったんです。騙すつもりなど、、、 会場に入って、すぐに最初の会社の陸上部でお世話になった鈴木さんに会った。（あっ、私は間違っても陸上部じゃないです） 初めてようやく相方を紹介出来ました。 いまださんの応援で大子マラソンに行った時に、思いがけず鈴木さんが競技場に入ってきたのに、 「鈴木さん！・・・」としか応援出来なくてすみませんでした。 この間にかとうご夫妻とはぐれまして、またトイレ、受付と時間取り、「走快ねっとＲＣ」集合場所に行くのは遅れてしまいました。 例年、テント張る場所に行ってみましたが見当たりません。別の場所にしたのかな？ そのまま進んで捜していると、見覚えあるお顔が。 はやと丸さん発見。事前のやりとりでＦＲＵＮのはやと丸さんがかすみがうらＭに参加するのわかっていて 「ＦＲＵＮの集合場所はどこですか？」と訊ねていました。偶然、見つけられてラッキーです。 お手製の「ドラえもん」の仮装グッズを見せてもらいパチリ。 その後、wave♪に電話して、走快ねっとＲＣ集合場所にたどり着きました。 今回（前回？）から、トラック外しかテントは張れなくなってしまったので場所移動したとのことでした。 いまださん、カンニャボさん、あうるさん、敏さん、ボクシ〜さん、 久々に納豆太郎さん、みよみよさん、はらこつとむさん、そして応援の伊奈いいさんとお嬢さんの祐実ちゃんにお会いしました。 あれ？ 10マイルに出ると言ったＫ崎さんはどうした？いないぞ。 野郎、サボリやがったな。 君のため？に参加したのに。 トイレ行ってる間、wave♪にゲスト撮っといてと頼む。 が、かすみがうらではお馴染みの有森さん以外は紹介されなかったみたいだ。 ジャンプの舟木選手、そして何よりもスケートの岡崎朋美選手は見たかった、撮りたかったよな〜。 最後尾からスタートする少し前には全身サンタさんがいました。ちゃんとプレゼント袋かついでいました。えらい。 速い。すぐ見えなくなってしまいました。 スタート版まで４分。 この付近で、声かけられました。お初のgriffinさんでした。 griffinさんとお話ししてた為、走快ねっとＲＣ応援部隊の応援に気付くのが遅れてしまいました。。。 griffinさんは、荒川に次いで２回目のフルマラソンで、かすみがうらは目標にしてた大会だそうです。 そんなこんなの会話して、３km前後まで着かず離れずでしたでしょうか。 後日談では、ちょっと速いなと感じて、griffinさん自身でペース落としたそうです。 griffinさんと離れるぐらいに背中に大きなのぼりをしょってるおじいさんランナーに追いつく。 早速、横に並んで握手をしてもらう。 「（わしゃ）６時間ぐらいだから〜」 とても腰の低い笑顔で返してくれました。 年をとっても走っていたならば、あんなおじいさんみたいな感じで走りたいな〜と思わせてくれた方でした。 後ろからスタートすると、こういう出会いがあるからいいよね〜。 沿道の応援でおじさんが振ってる旗が頭に当たって迷惑そうな顔の犬。 ナイスとほくそえんでしまいます。 かすみがうらは１km毎に表示というか、丁寧にキロ表示看板を持ってる係員さんがいるのが有難い。 １km、１kmあるとかなり気が楽になる。時には重くもなるだろうが。 それで、１kmのラップ、１１分。んー気にしないしない。 キロ７分ペースになったのは１１km地点でした、たしか。 前半は予想より暑くない。 ちょうどいいぐらいじゃねーのと思わせるぐらいやや快適。 「俺もやればよかったな〜。今日ぐらいなら出来るよ」 なんて、タイガージョガーを見ての声があったぐらいだもん。 給水も３回目までは取りませんでした。 「そんな伴走じゃだめだよ」 おばあさんの伴走者のおばあさんが抜いていくランナーに言われてます。 たしかに電車ごっこのような伴走の仕方でしたが、 おばあさんも勝気らしく「なんとかなんとか（聞き取れず）だよー」と言い返してました。 どんなレベルの伴走でもする方はすごいと思いますよ。 かすみがうらは中間点で交代があるものの、緊張しい小心者の私からしたらとてもじゃないが務められない。 かすみがうらＭコースの楽しみの１つ。 ズラ〜って並んでの声援してくれる少年野球の子たちとのハイタッチ合戦。 今回も楽しくさせていただきました。 このあたりはまだまだ元気なのだ。 おおっ！プーさん山田さんに追いついたぞ。 彼とも握手させていただきました。 「おお、すごい!?」 と意外な声で返されました。 彼はもともと茨城で、今は埼玉に住んでるとのことでした。 すぐまた抜かれると思ったけど、その形跡はない。調子悪かったみたいね。 中盤から暑くなってきたよ。 「やっぱ、マスクは暑いでしょ？」 「いや、とっても快適ですよー」 こんなエール交換が、今レースでは３回ほどありました。 声をかけてくれたランナーの横で笑ってるランナーを見るのが、これまた楽しいの。 上とは逆に、 「タイガーがんばれよ」みたいに声かけられると、 「もうヘロヘロですよぅ」みたいにどうしても返してしまう。 そう返したくなるのが人情というものだ。 こんな交換が、こちらも３回ほどあったでしょうか。 最初の給水したら、あとはもうほとんど寄ったね。 かすみがうらで凄まじいのは給水所の紙コップの散乱がむごいんだよねえ。 これはマイナスポイント。ポンポン投げるランナーがいけないんだけど、回収箱１つ２つ置いとくことは出来ないのかな。 馬のかぶりものランナー発見。 誰誰と沿道の方を呼んでるから、地元中の地元ランナーと思われます。 近づけるけど抜けはしないなと彼の走りからして思ったのですが、結構早目に追いついちゃいました。 「お、すごい」 プーさんと同じ反応が返ってきました。 やはりそのうち抜き返されました。しばらくしてまた追いつく。 給水所関連で前になったり後ろになったりしてた。 暑さに耐えかねて、馬は手に持って普通の帽子に被りかえたのを見た時は・・・勝ったな。 レインボーアフロは遠くからも目立ちます。 膝の痛みでペース落とされていたボクシ〜さんに追いつきました。 「前見たときより質素になっますね」 そうです。今回はフルなのにハーフバージョンマスクで参戦です。 完走心もてない走りなもんで・・・今回はじゃなくて、今回からは・・・かな。 実際、フルバージョンはむりやり装着してる部分あったしね。 まあ、素で走った勝田よりは幾分気持ちＵＰです。 20km給水所で歩崎公園のトイレに行く。 かすみがうらではこのトイレに入るのがお決まりになってきた。 今回もあのトイレまで我慢しよう。あのトイレには寄ろうと目印にしてたし。 そして、この辺の給水所から手足、頭に水をかける。 かけなければとても走っていられなくなってきた。 そろそろ、手のひらの乾いてはいないんだけど、乾いてるような感覚が始まりだした。 28kmで「ガン」「バレ」ボードを持って応援してくれる女の子が。 あれ、見たことあるような。伊奈いいさんの娘さんっぽいな。 と思ってたら、ご当人がいらっしゃました。 止まって振り向いて、写真撮っていただきました。 かろうじて、ここまでは元気っぽかった。 送っていただいた写真には馬さんも写っていました。まったく記憶になし。 30kmの壁です。 伊奈いいさんのお見送りの後、明らかに脚にきてガクンとペース落ちました。 普通の大会なら急降下だったでしょうが、 勝田同様に私設エイドがたくさんあって大助かりでした。 公式エイドだけだったら歩きが入ったことは疑う余地はない。 もう30km前後ぐらいからは左側は歩いてるランナーがゾロゾロだもん。 あの誘惑を遮るのは多少なりとも目標を設定していたからね。 勝田に引き続きワースト更新しない術は、エイドでまったりしすぎないのとギリギリまで歩かない。 これしかありませんから。 はい、次のエイドまで。そこのエイドまでもう少しの繰り返しでなんとかつないで行きました。 シャワーサービスのエイドではそれもお願いしました。 マスクからシューズまで濡れても気になんかしないのです。 今回は係りの方ともたくさんお話しましたねー。 いい陽気にまったりしてる虎顔が隣にいるんでビビられる事も多かったですが。 まったりしすぎないんとちゃうかったんか。 その辺はスルーで。 39km左折して解放区。 道路がパーッと開けて、気持ちもわずかですが安堵感が広がります。 「タイガーがんばれ」 にも素直にうなずき返せます。 最後の給水所もしっかり寄りかかりこれでいけるね。 ・・・いけるのはずだろぅ ぅうう〜、手のしびれが、かわきが治まらない。 今にも痙攣もきそうだ。 もう少しだ。あと１kmないんだ。なんとか完走いけます。 競技場の手前にさしかかった所で、 「ぼんらんさあん！」 お連れの方と一緒のはやと丸さんが声援送ってくれました。 ゴール間際で会えるなんてラッキ〜。 最後のひとふんばりのお力添え、ありがとうございます！ ゴール。 ようし、歩かなかったぞ！ 勝田より３０分もいいタイムだぞ！ 「目の回り焼けてますよ」 やりい！念願のパンダ目になりましたぞ。 何度もリストバンドでぬぐったせいか、口元は焼けなかったのは少し残念。 もう全身グショグショ水まみれ。 Ｋ崎さんがいるぞ。 かとうさんからのメール見ていなかったから集合場所、時間わからなかったんだって。 サボリやがりやがってなんて思ってゴメンよう。 着替えて腰を下ろしてるところに、お馬さんが来た。 どうやらゴールは私が先だったみたいだね。 「馬さん、馬さん」と手を振って呼びかける。 一般人と思って「ハイ、ハイ」と応えるぐらいでしたが、 「（私）タイガーです、タイガーです」と言ったら 「あ、ええっ？タイガーさん?!」と少し驚いたようでしたね。 「おつかれさまでした」 結果的に元・現茨城支部メンバーのみ（かとうさん、ＭＥＧさん、納豆太郎さん、Ｋ崎さんとうちらの６人）のアフターとなりました。 １番盛り上がったのは約半数が鉄ちゃんの話題だったかしらね。 お開き際、隣のテーブルの代表者らしき人から、 「あんたら全員完走したんかい？」と声かかりました。 「いえ、走った方と応援（の半々）です。」の答えに、 「あんたは（走った方と）違うな。」 半ば決め付けで言われてしまいました。 「いや、彼は走りました。しかも仮装で。」と納豆さんがフォローしてくれました。 すかさず、 「タイガーマスクで走ってた者です。」と言うと、 「あ〜！いたいた、あのタイガーマスク」 「じゃ、同じぐらいのゴール」 と若手のメンバーに代表者さんがつっこまれて、一瞬固まってました。 「！？」という表情がよかった。 そりゃ、そうだよなあ。普通の格好して、カメラぶらさげて、この体型じゃランナーだと思わないのも無理ないよなあ。 でも、決め付けられたその態度がうれしかったなり。 「タイガージョガーと呼んでください！」 とお願いしといてオサラバしましょう。 土浦駅で納豆太郎さんとお別れして、その他は同じ電車で帰ります。 駅に着いたら、左脚をひきずってます。 素になって痛みが表面化してきたようです。 そして、翌日からは両ふくらはぎが痛みと猛烈なかゆみと共にパンパンに腫れ上がってしまいました。 やがて腕も同じくいたかゆく赤く腫れていくのであった。 勝田マラソンの非ダメージのお返しか５倍増しぐらいでつらいことになってます。・・・２週間以上経過した今も。 やりぃと喜んでる場合じゃなかった大会１週間後、 流れ星さん＆ＲＵＮ子さんの結婚式までにはパンダ目がひいたのだけでも幸いと思いましょう。 おしまい
