大会名 : 第52回勝田全国マラソン
開催日 : 2004年(H16)2月11日(水)
開催地 : 茨城県・ひたちなか市
天候  : 晴れ
ゼッケン:  4408
タイム : 5゜05’52”(ネットタイム 5゜01’49”)
フル完走 : 40回目 

2年ぶりのフルマラソン参加です。 その間、大会、練習でもハーフ以上の距離は走っていませんでした。 練習自体をしていない事態だが。。。 また、 去年12月の潮来ハーフの1週間後に東京ディズニーランドに行き、 その翌日に家族全員風邪をひいてしまいました。 私は1番治りが遅くて、1月いっぱいまでかかりました。 咳を思いっきりゲホゲホした事が直原因で、左背中あばら胸部と痛めてしまった。 その後は咳をするときは手で胸を押さえなければ痛すぎてできず。 普通に生活していても痛いので、これ骨にヒビいってるんじゃないのか!?と さすがに病院で診てもらいました。 診察の結果はなんともなかったのですが、実際痛いわけだしと、しばらく痛み止めとか飲みました。 でっ、やらない練習がさらにやれないわけで。 またまた、 が生まれた事や、夜勤専属になったなどの環境変化も影響したとみられ、 体質がおかしくなってきたみたいな。 喉をゆっくり食べ物が通るあの感覚が、身体全体に覆いかぶさってるような なんとも気持ち悪いダルさが抜けないのです。 上のようなモロモロ要因により、非常に不安な気持ちは加速するばかり。 それで、ものすごい付け焼刃ながら、大会4日前の2/7に26km走のジョグを敢行した。 ジョグ前に、悠の1歳児検診で病院に行きまして、その際距離も測って車を走らせてみたのです。 それが往復26kmでして。 ふ〜ん、すると2往復で52kmか。あれ?フルの距離越えてる。1往復半+3kmでフルか。 そんなもんか・・・ と感じたんだよねえ。それだったら走れるんじゃねーのと思っちゃったんだよねえ。 やってみました。そんなもんかじゃありません。 往路はキロ6分でいけたものの、復路は次第に重くなっていき、24km過ぎにとうとう歩いてしまいました。 家にたどり着く間際には歩くのもままならず・・・ ショックでした。 2年のブランクは予想以上に大きかったと思い知らされました。 フルマラソンを走ったことがあるとはいえ、過去の実績は何の意味もない。 継続しなければ蓄積は残らないのだという事実に直面した。 今回は回避だなと決めました。 確かに決めたのは確かでした。 まだタイムリミットはある。2日後であり、大会2日前の2/9にもう1回やってみよう。 うちのHPのBBSでのかとうさんの激励アドバイスもあり、ペースは落として。 実際、ごむたいなゴミみたいなペースで走りました。 なんとか走りきれたんだよねえ。ゆ〜〜っくりいけばやれるかも? ただ26kmとは違うコースにした。こちらの方が距離あると思っていたが、練習後、確認したら全然短かった、あらら。 なので、不安を拭い去れず参加は決めあぐね。 当日、決定しましょう。 その当日の夜勤明けて決めました。 歩くのは当然、初リタイアもいた仕方なしで出走しよう。 それでも、何故かしら走り以外の準備はいつもよりちゃんと出来た。 大会2日前から夕食にスパゲッチー。 朝食は、うどん、納豆ご飯。電車内でおにぎり、オレンジジュース。会場でバナナ。 ウエアはいつもの下に長袖、ロングタイツ、手袋はもちろん忘れずに。 ウエストバッグには、パンパンにキャンディ、チョコを詰め込んでガス欠にだけはならないようにと。 ただ、 タイガージョガーでの参加はやめてで走る事にした。 やるならフルバージョンはしないで、ハーフバージョンでと考えていましたが、 前日の体調いけてなくて、それもやめた↑。 背中の走快ねっとRC宣伝看板の取り付けもしませんでした。 素でやるのは5年ぶりです。 茨城県内の3大マラソン大会だけは電車で行けるので、いつしか相方のwave♪共々、車内でウトウトと。 受付済ませ、カンニャボさんに出くわし、3人で「走快ねっとRC」の集合場所へ。 モヤモヤ感が消えないので、いそいそと撮る写真や挨拶もそこそこに、そそくさと着替えましょう。 そんな中で、今回、流れ星さんのフィアンセであるRUN子さんと初対面。 RUN子さん、ワン子ちゃん、wave♪の3人並びのショットだけは撮れてよかった。 集合場所には走快ねっとRC関係の方は2トータル25人前後ぐらいいたかな。 スタート地点に移動時、 海賊@ひろべぇさんイエローアフラー@hiro坊さんレインボーアフラー@ボクシーさんを見ていたら、 ちょっと悔やみかけたが、スタート後すぐにその思いは消えました。 今回はかとうさん(納豆太郎さん)の職場関係のK崎さんマラソンなのです。 MEGさんを含めた3人(スタート時は海賊さんも)でサブファイブ隊を結成してまして、 スタート地点直線部の最後尾付近に位置取りしました。 「ぼんらんさんもと」かとうさんに誘われましたが、最後尾からスタートしたいとうこだわりからさらに後ろに、 じゃなくて横に。参加人数が増えてL字型に折れて並ぶ形になっています。 並んでいた際、横にいたおじさんランナーとお話しました。 「あまり仮装する人いないんですねえ。」 その言葉には、最後尾付近には沢山のそれ系ランナーがいるんだろうというあてが外れたみたいなニュアンスが感じられました。 「そうですねえ(いませんねえ)。  私も去年までは仮装してたんですが今回は体調悪いんで自重しました。」  あっ、仮装とは思ってないですけどね。 彼「えっ、なんの仮装してたんですか?」 私「タイガーマスク姿でやってました。」 彼「何回ぐらい出てるんですか?」 私「勝田は10回ぐらいですかねえ。」(実際は13回目でした) 彼「(驚いて、そんなベテラン)なら、もっと前に並んでください。」 私「いや、回数は多いですけど全然速くないです。それと最後尾から行くのがポリシーですから。」 そんなところにプーさんの仮装(というよりユニフォームに近い)をしたランナーがやってきました。 MEGさんの話だと彼はよく見かけるらしいです。 私の記憶からは抹殺されとんのか? スタート。 右側の歩道寄りを走って(スタート地点までは完全な歩きで4分かかりました)、 応援でいるだろうwave♪達を探しましたがわからず。 あっちからは気がついたらしいですが、やはり目印がないと埋もれちゃうらしいな。 スタートして、すぐダルウ〜ぅ。やっぱり素でやってよかったよ、こりゃ。 全開放の昭和通りに入り、まもなく後ろからMEGさんから声かけられる。 あれ、なんで後ろなん? とっても早くサブファイブ隊に合流となり、3人とご一緒に走らせていただきました。 「K崎さん、頑張って!」 早くも沿道からお知り合いの声援がありましたね。 最初のトイレ設置場所の6km地点前に、かとうさんがトイレに行くとペースを5倍ぐらい上げる。 「暴走してるじゃないですか!」 しかし、そのトイレはたくさん並んでる人がいて、並んでいるうちに私たちが来てしまい、やむなく断念してました。 かとうさん、いけるじゃない。私はいきなりのペース上げはこわくて出来ない。 馬渡三差路前に先行くランナーを左手に確認したら、ひろべぇさんを見っけ。 あっちも気付いて、お互い手を振り合いました。 海賊さんの少し前にはプーさんがいるよ。声援持っていかれるいやな位置だな〜。 【じゃまなのはアイツだ!】と思ってんだろなー。 国道245号線に入って、やがて右側からスススイ〜と軽やかに抜いていく見覚えある後頭部が。 魚のかぶりものをして、サンタの服を来たランナーです。 ややっ、彼はばいsanか!? そのようでもあり、違うような気もする。 MEGさん、かとうさんが追っていき確認したら、やはり彼でした。 スタート時にはいなかったよな〜:遅刻したとの事でした。 強行出走ご苦労さまで頭が下がるよ。 私も追いついて話したかったけど、ペースあげる事はやはりできないよ。 かとうさんより早く、私が最初のトイレに行かしてもらいます。 3回はトイレ休憩するだろうと思ってました。結局、きっちりその通り3回行きました。 大もするだろうと予定していたがお腹もってくれました。 トイレ後、汗がジワ〜とにじんできた。 この日の天候は晴れて日が当たると暑いぐらいで、私には良好でした。 汗噴出した時は、半袖、ハーフタイツでもよかったぐらいかやと危惧したが 後半になるにつれ、この格好でよかったです。 手袋も給水所、スポンジで外すぐらいで、ほぼ全コースでしてました。 さてとサブ5隊&ばいsanは遥か前方か。 もう追いつけないだろなぁ。 まっ、ゆっくりいこよ。最初の飴を口に放り込んだ。 245号線での出来事。係員の制止を無視して、コースに入って走ってる軽トラが1台。 ちょうど私の前のグループ前に入ってやがりまして、どうにもならずランナーに合わせてトロトロ運転。 入っちゃいけないとわからなかった?んでしょうけどバツ悪かったでしょうね、おっさん(たぶん)。 「あの軽トラックもゼッケン付けてたらおもしろいな。」 ウン、余裕があるコメントでいいね、前のお兄ちゃんランナー。 この位置ぐらいでも、高校生結構出くわしたなあ。 特に越谷西高校陸上部ユニの彼ら。 陸上部なのにこんなに遅いんかい。 高校生だとフルは長距離になってしまうとわかっていてもね。 原研前の15kmぐらいで、arupakaさんに遭遇。 アルパカさんも今回がマラソンだったそうだ。 すぐに置いていかれました。楽しく完走できたみたいでおめでとうです。 初マラソンの方と一緒になるとなんかワクワクした得した気分になるね。 前のアルパカさんが左折後ちょいで、歩道によけたばいsanを抜いていきました。 私も歩道によけ、ばいsanに追いつき、後ろから、 「ばいsan、大丈夫〜!」 と背中をたたいてお顔を拝見。 「だいじょうぶですよ。暑いから(歩道で)脱ごうと思って。」 と真っ当なお答えでした。 そこで分かれましたが、あらためて君はスゴイよ。 後からわかりましたが、今回は映画の影響で「ニモ!」の声援が多かったみたいです。 そっかあ、なんでそこに気付かなかったかな。うかつだったぜ。 素で走ったので、私へは当然ながら応援は少ない。 それでもたまの声援には「ありがとー」と返しました。 タイガージョガーで培ったおかげで、素直に声援には返せるようになっていました。 早くも最初(だろう)の信号規制から止められる。 ちょうどトイレ設置場所だったので2回目の小。 済んだ後もチョコなんぞを食べて、規制→解除3回分ほど休憩。 考えてみたら、勝田のエイドは後半になるにつれ、公式エイド、私設エイドと入り乱れて現れるので、 ウエストバッグめいっぱいにするほど必要はなかったけど安心感は増した。 1/5ぐらいはなめたし食ったし。 給水所はスポンジは取ったが、飲んだのは20km以降でよかった。 飲みすぎに注意したのも後半に好影響だったな。 これが次の大会に生かされると思ったら大間違いなのさ、なんだな。 そういえば久かたぶりにスポンジで顔を拭けたね。なつかしい感触だったわ。 中間点前ぐらいで、歩いてるK崎さんに追いつく。 ちとつらそうながらも、 「ここまで来たら完走しますよ。とん汁が食べたい。だましだまし行きます。」 たのもしい! ハーフぐらいでここまでと言うのは心配したが。それよりもっと自分が心配だが。 考えたら、最長で10kmの練習しか出来なくて初フル参加だからK崎さんもすごい。 「かとうさんらは700mぐらい先です。」 との事。追いつけるかな。 「ぼんらんさん!」 今度は伊奈いいさんに会いました。 こんなにも知っている方に会える(気付く)レースも久しぶりか。 これがフルの楽しいところでもあるな。 「もう少ししたら、また会いましょう。」 と先に行きました。 その通りまた会う事になるのです。 何気ない会話が耳に入って。 20代前半ぐらいの青年2人組が、 A君」「長いというか、なんか飽きたよね。」 B君「もう飽きたよ!」 B君の言葉に実感がこもっていました。 脚が速い人、才能ありそうな人、適正ありそうな人でも、 長い距離がきついというより、単調に感じ飽きてしまいそれが苦痛になってやらない 部類の方々もいるよなあと思うことあります。また、そのような意見もきいたことあります。 そう、そう感じるのも一般的だろなあと抜かせてもらいます。 それとこの辺だったかなあ。 「ピシッツ」 ひや、ついに来たか。 足に痙攣あたりが、、、一瞬だけだった。 よかったあ。あぶねえ、あぶねえ。最後までもってくれよ。 まだ飽きてないからさ。 噂のとん汁エイドはここか。 この私設エイドは知ってはいたけど、たいがい前テーブルだけで済ませてました。 とん汁も1回ぐらいしか食べたことないんじゃないかな。 そのとん汁を立って食べようとしてたら、 あれま、かとうさん、MEGさんが椅子に座って手招きしてくれてるよ。 ならばと一緒に腰を下ろして一息入れましょうか。 奥にこんな休憩所があるとは知らなかったなあ。 皆さん、まったりしてるよ〜。 係りの少年は「中に入って休んでってくださ〜い」と呼び込みしてるし。 係りの方に2階のトイレを案内されたのは悪気はないんだけど、 急坂ですよ。 こんなんで脚つったら哀しきシャレにもならないな。 また会いましたね。そのうち伊奈いいさんも、このエイドに着いて4人で再出発です。 出発際、「とん汁あと3杯ですー。」と。あら〜、K崎さん間に合いませんでした。 さて、まったりしたんでサブ5は非常に厳しくなりました。 どちらかというと私が1番利用してた次の私設エイドが、今まで1番でかいと思ってました。 どっちも、この上なく有難いのはもちろんです。 やがて徐々にかとうさん&MEGさんとの間に差が出始める。 33km付近の坂ではなんとか視界には入ってるものの、完全に離された。 ここまでだったか。流石にもう追いつけないだろね。 ここからは一人旅だ。粘って歩かずにいこう。 おっ、前のベテランっぽいおじさん(おじいさん?)ランナーの背中になんか数字が書いてある。 フルマラソン完走「967回」きゅうひゃくろくじゅうななかい!?! つーことは今回は968回目か。スゴすぎ! ベテランなんてもんじゃない。世界歴代2位とも記してある。 きっと毎週エントリーしてるんだろなあ。今年中に1000回達成か!? しかし想像も出来ない世界だなあ。 先の青年2人組みたいに感じるのもいたって普通。 生きがい、中毒になるのも普通    じゃないわな。 と抜かせていただきました。 回数に目がいって、ゼッケン確認するの忘れてしまいました。 あれ?なんか近づいてくるぞ、2人の後姿が。 もう追いつけないと思ってたのにグングンと。 こっちのペースが上がってることはあり得ないから、お2人が落ちてるというか落としたのか? かとうさんの背後に迫ったとこで、彼が私に気がつきました。 意外にもそのまま追い抜くになっちゃいました。 なんか完走の目が完全に出てきたんで力が沸いてきたよ。 あと5km。 残りはガッツガツと攻めようぜ。 もしかしたらサブ5いけるかもしれないよ。 いかんせん何回も信号でに捕まってしまっちゃ無理だったか。 すんごく後半の昭和通り長く感じた。なんでか景色もいつもと違って見えたよ。 確かに違ってたんだ。幻惑されたか。 でも、ここを過ぎて左折すればもう楽だ。 そして右折。 さすがにこの時間帯だと両側に応援の人が鈴なりじゃないのね。スカスカでした。 ゴールの石川運動ひろばに入る前で「ぼんらんさん来た」と、 ひろべぇさん、ワン子ちゃん、wave♪が見つけてくれました。 写真、写真ということでフラリとよろけて止まってポーズ? 5時間切れそうな状況だったらやらなかった・・・いや、やってたな。 ゴール。 ついにオーバー5時間で、大幅な逆自己記録更新してしまいました。 しかし残念な思いはいっさいないな。 まったく偽りなしにたどりつけて晴れ晴れな気持ち。 サービスの青汁(ホット)をいただく。 普通においしかったけど、アフターで話したら「え〜っ(まずいよ)」てブーイングだった。 そうかなー? 集合場所に戻ってきてからは、寒い〜っとこたえましたね。 日中暖かくても夕暮れ時になると冬を実感しますね。 かとうさん、MEGさんには間に合いませんでしたが、 着替えが終わってから、伊奈いいさん、ニモsan、K崎さんのゴールシーンを見届けられました。 アフターは11名でつぼ八で開催。 初フル後なのに、「またやりたい」と言うK崎さんのコメントが清々しい。 二次会はスタミナラーメン食べてスタミナつけました。何の? 1日、2日と過ぎ筋肉痛などのダメージはほとんどと言っていいほど来ませんでした。 過去40回のマラソンの中で1番軽いと思われます。(1つ1つ、憶えてないわな) そう、今回でフルマラソン完走40回目なのでした。 わかんねーもんだなあ。。。あのぐらいのペースで走り続ければ負担は押さえられるのかな。 まっ、天候も味方したし、運があったな。 4日後にきてるようだが、、、。 こんなことなら、正装してタイガージョガーでやればよかったかなあは、やはり結果論。 今回はやらなくて正解だったと思いますね。 というかフルは素で、ハーフでやるのがちょうどいいのかなあと今は感じています。 ともあれ、 完走おめでとう!だ。 建国記念日である2/11開催の勝田全国マラソンは今年で最後。 来年からは1月最終日曜日になる。 そんな今年に参加出来て、色々と記念大会になりました。 おしまい