大会名 : 甲子園西宮国際マラソン
開催日 : 2001年(H13)12月23日(日)
開催地 : 兵庫県・西宮市
天候  : 晴れ
ゼッケン:  A-2299
タイム : 4゜33’44”(ネットタイム 4゜31’07”)
フル完走 :37回目 

やっぱり当然2ヶ月の休業となってしまいました。 いや2週間前からは練習しよと思ってたんですよ。 ・・・慣れない革靴を履いていたせいか、段差でつまづきグキッと右足を捻挫してしまいました。 それがちょうど2週間前の出来事でした。 いつもならあっさりキャンセルしているところですが、今回ばかりは悩みに悩みました。 出なきゃいけない条件が多かった。 今年最後の大会である、初の近畿の大会である、開催地が甲子園球場である、 そして何より最初で最後の大会であるつ〜のがね。 走快ねっとRC(SNRC)関西メンバーの方々にも会えるし、 アフターのみの参加になってもいいから、現地までは行こうか。 走る走らないは、当日の朝になって決めよう。 今回も車にての移動。 今までと違うのは、11月に入籍して最初から隣に同乗者がいることやね。 磐越、北陸道か、それとも東名から行くか、どっちにしよかな〜。 同じく11月に購入したステップWのカーナビが、首都高なんかでどういう案内するか 確認したかったんで東名廻りで行ってみました。 ・・・これが間違いの元かい? 東名に乗るまでがかかる、かかる。3連休だからでしょな。 22日の11時頃に出発したが、尼崎のホテルに着いたのは日付が変わり、0時半頃でしたな。 13時間半もかかってしまいました。。。さあ、もう寝るしかないがな。 当日の朝。 いかーん、もう7時過ぎてるやん!? 早く朝食を詰めこまないと。 ホテルの朝食券を握りしめて9階から1階へと。 おーい、なんか人が溢れてるんですけれど。もしかして待ってるんですか? そうです。運悪く私らの前にはどこかの女子中学生の団体さんが・・・ 和食バイキングだったけど、数が足りなかったようです。 私の隣に座った男性は、ごはん食べたいけど無いから仕方なくパン食べてる みたいな感じでした。何気にせつない気分なり。 阪神電車の急行で2つ目の「甲子園駅」で下車。 ここが甲子園かあ。 ・・・などと感激に浸る時間もなく、受け付け後、SNRCの集合場所へ。 着いたのが遅かったんで、色々な場所から見られなかったのが心残りだなあ。 集合場所のバックネット裏では、すでにほとんどのメンバーがいらしてたようです。 幹事のきっしゃん、MAKOTOさんさんを初めとした初対面の関西メンバー。 関東メンバーで初めてお会いした海苔さん、猫がねこんださん。もう自分的にお馴染みの あくっちゃん、ぼののさん、かっちゃん、ぬまっちさんらにも会えました。 開会式に参加しているはずの宮城代表のばいsanを探しましたが見つけられませんでした。 参列者は置物みたいで何するわけでもないのでした。。。 こんなこんなで皆さんと和気あいあいとしてる間にやってみようという気に固まりました。 「参加しないで後悔するより、参加して後悔した方がいい」 ちょい昔にFA移籍した某野球選手の言葉をアレンジした気持ちですね。 行けることろまで行く。初リタイヤも覚悟して臨みます。 スタートは、ばいsanと一緒に最後尾グループから、しんなりと。 人の流れでスタートしたんだな?とわかるまったりさで甲子園球場横を通ります。 スタート地点まで2’45”ぐらいかな。 ばいsanはサンタorトナカイの仮装を考えてたみたいけど止めたと。 え〜っ、この時期にばいsantaはぴったりじゃないですか〜。 予想に反してサンタの仮装はいないようだし。    い〜や、いました、数人、数グループ。走り始めたら遭遇しました。 ネタ被るからやらなくてよかったね!? そういうわけで仮装野郎は沢山いると予想してたんですが意外と少なかった。 関西アフロ軍団、黒猫さん、ぬまっちカンガルーうまかっちゃん、海苔王子、ぼののと 多種多様で走快ねっとRCが1番凄かったねーー。 中でもぼのの姫が1番ポイント高かったでしょ。声援多かったもん。 女性でキテレツな格好してるのいなかったしなー。 場所が甲子園だから「タイガー」系もた〜くさん、、、いなかったんだなあ、コレが。 折り返しで確認出来たのは頭(顔)のみ被り物+サングラスさん頭+全身タイツさんの2頭だけだった。 だっから、俺は仮装じゃないって ! なんとか走れてる。でもスピードは上げれんなあ。 そっそ、朝食時に○ファリン飲んでドーピングした。痛み止めに効くんだねえ。2日前に試しましたよ。 いつ爆発するか、全編冷や汗もんだわ。結果的に前編で済みましたが。 5km過ぎ左折すると急な登りの西宮大橋になり、グキッと側溝みたいな所に左足がはまり、 ヤベッ今度はこっちが捻挫かよ〜。コンマ何秒か短くてすぐ立ち直ってなにより。 見上げれば、ほぼ晴れて、そんな寒くもなく味方してくれてるぜ。 右横をサーッと抜き去る王子と馬が。 アレ?なんで最後尾Gからスタートした私(ら)より遅いんだ? 途中、遊んでいたんだね。 やがてかっちゃん、ぼののさん、だいぼう@花子さん、きっしゃん、みていさんらの 第?SNRCグループに追いついた。なんとか着かず離れずでついていきます。 花子さんは走快ねっとRC結成前から知っているので、やっと実物見たって感じ。 新西宮ヨットハーバー付近で前方後方ランナーとすれ違う。 さすがに1回限りの大会だあ。 このようなヨットハーバー道がコースだったりして、車道と遊歩道・歩道が織り込まれてます。 一番、おおっと思ったのが陸橋歩道を駆けあがるのさ。こんな歩道お〜おって。 14kmあたりの湾岸側道〜西宮港大橋がそうでした。グイーンとした1番の勾配す。 15kmの給水ポイントで目の前に差し出されるもんだから、飲みたくないけど受け取っちゃった。 少し飲んだフリ〜。 トイレで用足しをしてる間に1回抜いたきっしゃんGにまた抜かれる。 そろそろ疲労が顔出してきた。なんつーっても11,12月の走行距離「」ですから、私。 2回目、追いついた時はみやけんさんもいらした。 みやけんさんとは、この後2,3,4回と出くわした。 最後追いつかれた時は気付かなかった。モウロウとしてますか、ワタシ。 20km前後で 「凡と乱さんって、タイガーマスクだったの?」 と背中越しに声をかけられる。 「WOMBATです」 えーっ、予期してなかった出会いだ。 WOMBATさんもネット初期から知ってる方だったので会えてうれしかった。 WOMさんにはかなり並走してもらって助けられたというか、気が和らいだね。 「さあ、武庫川やでえ。(足にキツイでえ)」 みたいな脅しもいただきましたし。 その武庫川沿いではエアーサロンパスも貸していただきましたし。 22kmの給食地点、飴やチョコがなかったのは意外だが、バナナやあんぱん有り。 珍しいのは暖かいスープ。冬のフルにはお茶とかの温かい飲み物が有り難いよ。 武庫川沿いは幸いにそんなに脚に来なかったけど、折り返しが通常と違ってた。 折り返した側が左手を通るんだよね。最初のうち違和感がありましたね。 その折り返しでは猫ねこさん、あくっちゃんとエール交換出来ました。 28.5kmを折り返して間もなく伊奈いいさんと伴走役のMAKOTOさんに追いつきました。 「今日も最後尾からですか」 「当然です」 伊奈いいさんの問いかけに素直な答えで応えました。 32km付近でWOMさんと同じく背中の看板見て、HASEさんに声かけられました。 入院明けでのレースだって。しばらく並走してもらいました。 後で確認したら同い年だって。アフターでご一緒したやまchanも同い年だって。 今回2人発見しました。 浜ちゃんに1回目追いついたのが34kmぐらい。 浜ちゃんの後、並走してくれたWOMBATさん&HASEさんコンビに追いついた。 「タイガーマスクに追いつかれるとは。うちらのペースが落ちたんか」 「(完全に)そうです!」 この後の武庫川沿いは給水飲みまくり、エアーサロンパスをかけまくり(これは気持いい〜ぃ)、 2回目のトイレで××しまくり、そこで(救護所)エアーサロンパス系再びかけまくり(ホンマ気持ええで)、 待ち望んでいた2回目の給食所のあんぱんがおいしい。 係の子に「タイガーさん、握手して下さい」と言われてギュっ。 ここの連続作業で力が沸いてきた。 ここまで来れば完走は見えたな。参加してよかったなー。 37kmぐらいで浜ちゃんに2回目追いついた時は苦しそうでしたね。 「再び、どうも〜ぅ」 きっしゃんG同様にこのぐらいしか声かけられない己がもどかしい。 あっ、 あの日本のアベベ。裸足ランナーさんがおる。 いつもながらに異様な雰囲気を漂わせてんなー。沿道の皆さん「!?」って降り返るよ。 あれ、アベベさんをかわしたのか、かわされたのかわからん、もう覚えてない。 ぼのの姫が見えるぞ。追いつけるかどうか微妙だな。 そんな想いの39kmの給水地点。 「あんたを待っとったんや〜」のおっさんの声援がかかる。←もちろん、姫にな。 俺にはないんかい、おっさん。 代わりに給水係の男子に人気だったからいいけどね! 「タイガーさん、飲みにくいですか」 「少しね」(フル用マスクは鼻がとがってて、ちょいと指で押し上げるのです) 「タイガーさん、もう1杯どうですか?」 「君らだけが頼りだよ」(←自分でも意味不明) 「(さらに)もう1杯どうですか?」 「もうお腹がタプンタプン」(勘弁してね) 間もなく姫に追いついた。しかし偉いよ、あの衣装で走りきるとは。 目標がなくなったかに思えたが、なくなって火がついた? 残り2kmになりやや爆走気味にペースUP。 痛みも感じず(麻痺?)思いきりいけた。 フルのラストぶっとばせるなんていつ以来ですか? 気分よかった〜、風を切る感覚っスよ。 途中、WOMBATさんを捕えた。ヤリイ〜。リベンジはなしだ。 応援はコースの設定上少ない箇所もあったけど、全体的に柔らかかったです。 私的には関西って特には感じなかったかな。きっついヤジはなかったよ。 ゴール。 あれ、ゴール地点は少し淋しいな。大声援があると思とったのに。 でも、完走メダルをかけてもらうのはうれしいな! あっ、すぐ前にばいsan発見。 二人で球場までのもどり道。 痛みが蘇ってきたよ。この区間が1番きつかったりしててイテテ。 海苔さんにとん汁券もらったんで、二人で食べにいきました。 帰ってきてみると集合場所には荷物はあるが誰もいない。 向こうではどこかの団体さんが集合写真撮ってる。 係の人に「4時で閉めますよ」言われる。 え〜っ、じゃこの荷物も運び出さないとと焦ってると、 あの団体さんがこっちに来よるよ。 あれま、走快ねっとRCの集合写真だったのかよ。 ある意味、1番必要な場面を逃してしまいました、ハァ〜・・・ その後、アフター&SNRC関西忘年会に参加させてもらいました。 初めて二人で参加した公の大会がこのようなアフターになって良かったね。 関西ののりに西生まれのWAVEもノリノリだったようで幸いでした。 もう1泊して帰りは北陸道廻りで帰ってきました。 行きと同じく13時間半かかるとはどーいうこっちゃねん?? 運転には支障ないが、この日の筋肉痛のすさまじさったらありゃしない! ギリギリイヴ中にお帰りの23:45。 翌日(大会翌々日)の痛みはアラ不思議。 だいぶ軽くなってやがるよ。2日目の方が筋肉痛軽いなんていつ以来かな〜。 そんで捻挫もかなりよくなってるよ。 無意識に右足かばって歩かなくなってるもん。 こ、これは逆療法ってやつですかい!? センセイ。 おしまい