大会名　：　（第９回）'９９啄木の里ふれあいマラソン
開催日　：　１９９９（Ｈ１１）９月５日（日）
開催地　：　岩手県・玉山村
天候　　：　晴れ
ゼッケン：　９１１６　  
タイム　：　１゜４２’３３”
ハーフ完走 : １２回目 

去年までは５月〜９月の暑い時期は大会参加はしませんでしたが、
今年はやってみようかなという気が起こりまして、手始めにこの大会を選びました。
・・・福島にいるんだから、これからは東北の大会も出てみようと。

当日着ではハーフとはいえきついだろうから、前日一泊しとこうと４日に出発。
東北道のＳＡで予約していた玉山村（たまやまむら）の旅館に電話する。
すると「夕方からいなくなるけど開けっぱなしなので勝手に部屋にあがっていて」・・・だって。
おいおい、ほんとかよ。１７：３０頃、旅館に着いたが確かにいなかった。誰もいないぞー。
お客さん、若干１名に遭遇しただけ。すごいなぁ、誰かれ入り放題じゃないの。
誰にも遭わないだろうから、風呂場から２階の部屋まで素っ裸で上がってみた。
いや〜、こういうの１度、やってみたかったんだよねぇ。スリルはなし。
２２時過ぎぐらいには床についた。

翌朝は５時ぐらいに起床。
でっ、７：３０前ぐらいに出ようとしたが、肝心の旅館の人が見当たらないぞ。
このまま未払いでレース後、またもどってくるしかないか・・・。
と決めかけましたが、食堂におかみさん発見した、やれやれ。
や〜、いない時はお客さんに留守番してもらってるのよ・・・だって！？
でもお客さんは俺の存在見えてなかったみたいですよ。
いいですねぇ、のんびりした風情が。。。

朝、起きた時にはくもってたので、これは気温も上がらないなと期待してたのですが、
会場に着くころには、すっかり晴れて暑くなっとりました。
これは、この大会でマスクマン・ジョガーとしてデビューすると決めてたがやめようか。
いや、せっかく準備していったのだからやろう！ハーフならくたばらないだろう。

その想い・・・冬の寒い日や風の強い日にはすっかりやる気も萎えてしまっていた。
ふと、そうだマスクをして走ってみたら如何なもんかな？
結果、大成功。これはいけるぞ、寒さがほとんど気にならない。
マスクマン大好き人間としては気分が高揚してだんぜんプラス作用だ。
味をしめてからは、逆に寒くならないかなぁ、風が吹かないかなぁと期待するようになりました。
それで大会での実行を今年の冬からと考えていました。
９月とまだまだ残暑が厳しいが、夏場はどうなのかとテストの意味も兼ねて走ろう・・・
これがマスクマン・ジョガーのいきさつです。

会場は玉山村立運動公園で、その体育館が選手控え室。
駐車場は隣の中学校、小学校、村役場や渋民公園とかが利用されてる。
荷物預かり所はなかったと思う、仮設トイレもなかったような。
自分はちょいと離れた第２駐車場に停めたため、開会式は確認できなかった。
ハーフの参加人数は２００人もいなかった。
３ｋｍ、５ｋｍ、１０ｋｍがメインな感じかな。
パンフ見ると浅井えり子さんが８年連続で招待されていますね。
ちょうど運良く会場にもどってくる所見れたんでまずまずいいか。
３ｋｍの３部がスタート後、１０：３５からハーフがＧＯ。

スタート直前、マスク装着してと男子最後部からいそいそといこか。
おっ、まずはそんな暑さ気にならんぞ、顔面防止まできた「帽子」と考えれば。
コースは前後半で幾分コースが違う折り返しで坂がなんなりと有ります。
急勾配の坂はないけど、小刻みにあるので、ほどなくダメージ蓄積されるみたい。
玉山「村」とあるように応援はまばらですね。私には合ってますし微笑ましい。
折り返しの人の加減も良かったなー、見晴らしがいいぞ。

やっぱり違うわ。マスクしてると、声かけてくれる方が多いですね。
これはヘロヘロにはなれない、知らず知らずガンバロウとパワーＵＰしてたみたいです。
言われたら返さなければ、、これによる疲労はナイと言えましたね。
そんで「あっ、タイガーマスク」とか「タイガーマスクがんばれ」が多し。
お年寄りでもわかっていたのは意外でした。流石はタイガーは全国区。
岩手は「みちのくプロレス」の本拠地だし、４代目タイガーでも知ってるよね（希望）。
通常のマスクとは違っていたのは気づいてくれたかな？　そんなマニアはいないか・・・。
ここは背ゼッケンもあったんですが、お手製の「走快ねっとＲＣ」ゼッケンも作って付けた。
がっ、あっさり前半で剥がれてた。まったく気がつかなかった。
そういや、折り返してから「ゼッケンなんたらかんたら」と言ってくれたランナーいたな。
専用光沢紙で印刷しただけど、やはり紙は紙か。次回はラミネートしよう。
そんで帰ってきてこれまた気づいた、ＨＰのＵＲＬが違ってた。
後ろに付いて読んでくれた方や、剥がれたの拾って人いるかなぁ、しかぶった！

１５ｋｍぐらいから、明らかにペースダウンした。
普段の練習で最高１２ｋｍしかやってないから仕方ないところですな。
人数の関係もあるけど、これまでになく一人一人の間隔が後半になるにつれ拡大した。
前の人がまったく見えなくなるなんて今まであったかなー？
あと１ｋｍの看板からはやれやれと復活した。ここまで来ないと安心出来ない。
運動場はドーンとしてていいですねぇ。「観客」がほとんどいないのでなんか変。
ゴールはこれまでとは違った感慨が生まれました。へへ、やれたなと。
タイムはまったくの度外視だったけど、予定以上の結果で９月ぐらいならいけそう。
この暑さだから目と口の回りだけ日焼けしてないかなと期待してたんだけど、
それはなかったな。ヒリヒリ感はちょっとあるんだけど。

ゴール後の暑さの方がきつかったな〜。
せっかく岩手に来たんだから、レース後は写真撮りに（車で）走ろう。
だけどすぐ眠くなってしまい、何回も小休止してしまった。
結局、回復したのが１７時頃でもう日が暮れるよ・・・。
ハーフなのに、ここらへんが夏場のダメージなのかな？？

ともあれ今回は「記念大会」になった。後々まで記憶に残るでしょう。
これからもまたマスクバージョンでやりたいですね！


おしまい